2016年:年頭のご挨拶

2016-01-19

2016年:年頭のご挨拶

執行委員長 藤井道彦

日頃から静岡大学教職員組合にご支援いただき、お礼申し上げます。

昨年4月に現執行部を担当させていただいてから、はや9ヶ月が過ぎ、新しい年を迎えることとなりました。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

昨年を振りかえってみますと、教員の専門業務型裁量労働制に関する労使協定の失効問題からはじまり、静岡・浜松両キャンパスにおける事務職員の「時間外労働および休日労働に関する協定」(いわゆる36協定)違反の問題とそれに伴う静岡労働基準監督署の立入検査による是正勧告、文部科学省による人文社会科学や教員養成の学部・大学院の規模縮小や統廃合の要請、教員採用人事計画の混乱による採用ストップ、防衛省との共同研究による軍事研究への参画問題など、さまざまな対応すべき問題が発生し、組合として対応に追われてきました。

この間、12月までに大学側と団体交渉を3回、事務折衝を4回行い、問題の解決・改善にむけて交渉を行ってきました。また、組合として久しぶりに職場実態アンケートを実施して、教職員の多忙化の実態や労働環境における課題を明らかにし、交渉につなげてきました。その結果、昨年度から交渉していた法人前雇用の非常勤職員の賃金を改善させることができ、また、人事異動に伴う県内の新幹線通勤者に対する新幹線料金を来年度から全額支給することの約束をとりつけました。また、教員の裁量労働制に関する労使協定を改善し、みなし労働の対象となる勤務内容を明確化し、みなし労働の対象となるのは所定労働日に限られることを明文化しました。さらに、裁量労働制に関する労使協定を従来の3年ごとの締結から1年ごとの締結とすることで、協定を毎年点検して改善することができるようにしました。

しかしながら、まだまだ解決すべき問題は山積しています。

まずは、組合員数の減少問題です。組合の財政を安定化させるため、組合員数の減少をくい止め、増加にむかうよう、より一層努力していきたいと思います。

1月に入ってからも、3月の団体交渉にむけて、さっそく事務折衝を行っていますが、人事院勧告により、国家公務員の給与が月例給の0.36%、一時金支給月数の0.1ヶ月分の引き上げが予定されています。国立大学の中には、すでに人事院勧告に準拠した回答を引き出しているところがでてきています。職員の給与水準が国家公務員よりも低く抑制されている現状の中で、国家公務員に準じた給与改善は、優秀な人材を採用し、また、教職員が仕事に意欲的に取り組むために、重要なことです。静岡大学においても、人事院勧告に準拠した給与改定の完全実施を求めます。

また、現在、事務系職員の半数近くを占めるようになっている非常勤職員の雇用期間の延長や、他大学と比較して十分とはいえない入試手当の改善、技術職員の待遇改善、非常勤職員の給与や地域調整手当における東西格差の是正、無駄な仕事を減らして負担を軽減することによる、昨年の教研集会で取り上げました「ワークライフバランス」の実現等々、解決すべき課題をすこしでも改善することができるよう、残り3ヶ月の任期ですが、精一杯取り組んでいきたいと思っております。

職場のまわりでお気付きの点などございましたら、お近くの役員やまたは書記局まで、お気軽にお知らせください。

皆さまのご協力あっての組合ですので、是非ご支援くださいますよう、よろしくお願いいたします。

カテゴリー: お知らせ 

ページトップへ